こんにちは、さわです。
WordPressでブログ記事を始めてから、リビジョンってなぁに?リビジョンの数が気になる〜って思ったことありませんか?
- リビジョンが何かわかる
- 「自動保存」と「リビジョン」の違いがわかる
- 初期設定しておくべきリビジョンの設定がわかる
- リビジョンの数が無限に増えるのを防げる
リビジョンとは
リビジョン(revision)とは元々「修正」「改訂」といった意味です。
WordPress上で「リビジョン」という単語を見かけたら、更新履歴の保存機能と思って大丈夫です。
記事を書きはじめると、文章をなおしたり画像を追加したりして、変更を繰り返しますよね。
そして下書き保存をすると、下書き保存する度、記事に関する情報(データ)が丸ごと保存されます。
記事の内容を元に戻したい時に、このリビジョンがあることで復元することができます。
もしも記事が消えてしまった時に元に戻せるのね
便利!
そうそう、リビジョンはデータベースに保管されるよ。
元に戻したい時は保管されたデータから引っ張り出して元に戻せるんだ。
データベースとは
データベースとは、WordPressのデータを入れておく箱だと思って大丈夫です。
サーバーを契約してWordPressを導入した時に、サーバー内にWordPressの箱ができています。その箱に、WordPressに関係する様々な情報(データ)が格納されています。
リビジョンもデータなので、データベースに保管されていきます。
具体的には、
10:05に下書き保存すると10:05の時の保存した記事が保存され、
11:15に下書き保存すると11:15の時の保存した記事が保存され、
12:30に下書き保存すると12:30の時の保存した記事が保存され、、、
というふうにどんどん増えていきます。
1文字修正しただけでもリビジョンが作られます。
ここで気になるのは不必要にデータベースに情報が増えてしまうこと。
データベースも無限ではないですし、管理画面の表示が遅くなってしまうということにつながるので、あまり増え過ぎても困ります。
ちょっとだけ違う服がクローゼットにたくさんあるみたいな感じね
そうそう、あの服が欲しいのにっていうときに、あり過ぎても探すのに時間がかかって困るよね
自動保存機能とは
リビジョンと似た機能に自動保存機能があります。
記事を投稿する際に、自動で下書き保存してくれる機能です。
自動保存が行われるタイミングで前回保存分との差分がなければ、新たに保存はされません。
重要なのは、前回保存した内容を「上書き」して保存するということです。保存内容はいつも1つので、リビジョンのように増え続けて困ることがありません。
自動保存とリビジョンの違い
リビジョンと自動保存には次のような違いがあります。
リビジョン | 自動保存 | |
---|---|---|
保存のしくみ | 変更の都度、記事に関する情報がまるごと保存される。 | 前回内容を上書き保存し、前回保存分との差分がない場合には新たに保存されない。 |
保存されるタイミング | 「公開」「更新」「下書き保存」「プレビュー」などのボタンを押した時。 | 「公開」「更新」「下書き保存」「プレビュー」などのボタンを押さなくても、定期的に。 |
データベースへの影響 | 保存のしくみ上、膨大な記事データが保存蓄積され、データベースを圧迫する。これにより、画面表示が遅くなることがある。 | 保存のしくみ上、データベース圧迫しない。 |
データベースには「リビジョンで保存した記事」と「自動保存で保存した記事」が混在しています。
「このリビジョンを復元」ボタンになっているときは、リビジョンで保存した記事を復元します。
「この自動保存を復元」ボタンになっているときは、自動保存で保存された記事を復元します。
最後にクリックするボタンで、リビジョンから復元するのか、自動保存から復元するのかがわかります。
リビジョンは、復元できる記事を細かく選べる一方で、データベースへの影響があるんだ
画面の表示を早くするために、不必要にデータが増え過ぎないように対策しておくといいよ
リビジョンをコントロールする方法
これから初期設定をする方も、最近リビジョンが気になり出した方も、次の設定をすることでリビジョンの数が無限に増えるのを防げます。
- 過去に作られたリビジョンを削除する
- リビジョンの保存上限数を設定する
いずれも、プラグインを使う方法とデータベースを直接変更する方法がありますが、データベースの扱いは難易度が高いので、プラグインを使った方法がおすすめです。
間違えると大変なところはプラグインに頼るといいよ
ぜひ試して試してみてね
おすすめのプラグイン
リビジョンをコントロールするには、WP-Optimizeというプラグインがおすすめです。
WP-Optimizeは、パフォーマンスを向上させ、ページの読み込み時間を短縮して、サイトのユーザー体験とGoogle検索結果のランキングを向上させるプラグイン。
次の4つの機能があります。
- キャッシュ
- キャッシュとは、サイトの一時的な HTML バージョンをサーバー上に保存するプロセスです。これによりユーザーがより速く情報を取得できるようになります。
- 画像圧縮
- 大きな画像はページの読み込み速度に大きな影響を与える可能性があります。WP-Optimize を使用すると、数回のクリックで画像を簡単に識別し、非可逆 / 可逆設定に圧縮できます。
- データベースのクリーンアップ
- WordPress データベースには、必要なものすべてと、不要なものも保存されます。WP-Optimize はデータベースをクリーンアップして最適化し、サイトの速度を上げてサーバー リソースを節約します。
- 縮小する
- 縮小化によりパフォーマンスとページ速度の読み込み時間が大幅に向上します。
リビジョンを整理する時には「データベースのクリーンアップ」という機能を使います。
詳しく知りたい方はプラグインの概要ページを参照してください。
プラグインを有効化する
- プラグインのインストールと有効化の方法はこちらを参照してください。
過去に作られたリビジョンを削除する手順
- WordPress管理画面のサイドバーにある「WP-Optimize」をクリックして設定画面を開く。
- 最適化タブ内の「すべての投稿リビジョンをクリーン」の横にある最適化ボタンをクリックする。
これだけです!
かんたん!
リビジョンの保存上限数を設定する
- WordPress管理画面のサイドバーにある「WP-Optimize」をクリックして設定画面を開く。
- 設定タブ内一般設定の「Always keep post 2 revisions」の左にあるチェックボックスにチェックを入れます。
- 画面下の方にある「設定を保存」ボタンを押します。
初期値は2になっていると思いますので、保存したいお好みのリビジョン数に変更してくださいね。
これで設定完了です
かんたん!
まとめ
- リビジョンとは、更新履歴の保存機能
- 自動保存とリビジョンの違いは保存されるタイミング」と「データベースを圧迫するか否か」
- おすすめはプラグイン「WP-Optimize」を使うこと。リビジョン数の上限を設定して、溜まったリビジョンは時々削除しましょう。
なんだか最近楽曲利用が重いな、WEBサイトの表示が遅い気がするという人、リビジョンの上限設定をしたことがない人は、ぜひ試してみてね
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