確実な生き方か理想の生き方か:選べなかった私が選び直した道

「夢を追うか、安定を選ぶか。どちらを選べばいいんだろう?」
「確実に収入を得られる道と、理想を追い求めて収入が不安定になる道。どちらを選べば良いの?」

そんなふうに迷ったこと、ありませんか?

こんにちは、さわです。

私もかつて、その選択肢の間で揺れ動いていました。
進路を決めるとき、美術の道に進むか、安定した職業を選ぶか。悩みに悩んだ末、私は安定を選びました。

でも、その選択が本当に正しかったのか?
心のどこかでずっと引っかかっていたんです。

この記事では、私が「選べなかった夢」と向き合い、「選び直した道」についてお話しします。
もしあなたも、似たような迷いを抱えているなら、この経験が何かのヒントになれば嬉しいです。

目次

大きな夢がなくても大丈夫

本題に入る前に。
ここまで読んで、「でも、自分にはそんな大きな夢なんてないし…」と思う方もいるかもしれませんね。

私は、夢の大きさに関係なく、自分の心が何を求めているのかを見つけることが大切だと思うんです。

たとえば、「毎日おやつを食べたい」「もっと自分の時間を持ちたい」など、小さな願いでも、それがあなたらしい道を見つけるヒントになります。

大事なのは、自分の気持ちを無視せず、少しずつでも向き合ってみること。
その積み重ねが、自分らしい道を選ぶための力になっていくと思っています。

安定を選んだ私の後悔

大学進学を考えるとき、私は「美術を学びたい」という気持ちを持っていました。
でも、周囲からは「美術では食べていけないよ」「教師になれば安定した生活が送れる」という声が多く聞こえてきて、最終的に保健室の先生を目指すことにしました。

子どもが好きで「誰もがありのままの自分でいられる場所を作りたい」そういう想いがありましたし、確かにその道は、安定していました。
けれど、美術の道を選ばなかったことへの後悔は、心のどこかにずっと残っていたんです。

特に、美術や創作活動を続けている人を見るたびに、「もしあのとき夢を選んでいたら」と自分に問いかけてしまうことがありました。
安定を選んだ自分を否定するつもりはありませんが、その選択が本当に自分らしいものだったのかは疑問が残っていたんです。

選び直すチャンスはいつでもある

転職を繰り返す中で、私は改めて「自分が本当にしたいこと」について向き合いました。

公務員を辞めて職を転々とし、スタートアップ企業で働き始めたことで、自由な働き方や新しい挑戦を楽しむことができました。
でも、その環境でも心に引っかかるものがあったんです。

「本当にやりたいのはこれだっけ?」
そう自分に問いかけたとき、再び美術や創作への思いが胸に湧き上がってきました。

あのとき選ばなかった夢。
それを今からでも追いかけたいという気持ちが、私の中で大きくなっていったんです。

選び直す勇気を持つためにできること

夢を選び直すのは、決して簡単なことではありません。
でも、次のステップを踏むことで、自分の心に素直になれる道が見えてきました。

1. 自分の本当の気持ちを確認する

「今、本当にやりたいことは何か?」
この問いを自分に投げかけ、幼い頃から好きだったことや、大切にしていた価値観を掘り下げました。

幼い頃から好きだったのは絵を描くこと、色を塗ること。
思い出すのは図工や工作、美術に関することばかり。

印象に残っていることや嬉しかったこと、辛かったこと、後悔していること、憤りを感じること。

何でも良いので書き出して見てください。
書き出したらその共通点を探してみてください。

もし思い出すことがあったら、また書き出して共通点を探してみる。

これだけで、奥底に閉じ込めていた気持ちや、忘れかけていた気持ちが少し見えてくると思います。

2. 小さな行動から始める

いきなり大きな挑戦をする必要はないんです。
私は趣味として絵を描くことから始め、少しずつ「作ること」に触れる時間を増やしていきました。

これまで習慣になかったことは始めにくいです。

だからすぐに行動に移せる工夫すると良いです。

例えば私の場合。絵を描くためには、紙を出して鉛筆を出して、絵の具を出して、、といろいろな行動が必要です。
これを最初から机の上に出しておきました。

これだけでちょっと行動に移すことができます。

3. 後悔を力に変える

「美術の道を選ばなかった」という後悔を、自分を動かす原動力にしました。
後悔はネガティブに思われがちですが、過去の選択を否定するのではなく、「次の選択に活かす」と考えることで、気持ちが軽くなりました。

迷いが出たとき、選択して行動したはずなのになんだか心が乗らないとき
そんなときはこの後悔を思い出し、本当に自分が欲していることは何?といつも問いかけることで次の行動が見えてきてきます。

まとめ

夢と安定のどちらを選ぶかは、簡単な選択ではありません。
私も安定を選んだ結果、後悔が残ることになりました。

でも、選び直すことはいつだってできるんです。
たとえ一度は諦めた夢でも、もう一度向き合うことで、新しい道を切り開くことができます。

もしあなたが今、夢と現実の間で迷っているなら、焦らず、自分の本当の気持ちと向き合ってみてください。
そして、小さな一歩から始めてみてくださいね。

さわ

このブログでは、私が抱えた後悔や気づき、そして新しい挑戦についてお話ししています。
同じように迷いを抱えているあなたが、少しでも心を軽くして、新しい未来を切り開くきっかけになれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

スタートアップで働く元保健室の先生

地方生まれ地方育ち関東在住の30代
夫と娘と猫2匹と暮らしています
色彩と植物を愛する、お茶やコーヒーを飲む時間が好きな人
スポーツは苦手です
大事にしているのは「変化」
ありのままの自分の気持ちのおもむくまま、変化のある人生を主体的に楽しみたい
変化するもの・ことを眺めるが好き

やりたいことで生きていくと決めました

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