「このまま公務員として働き続けて、本当に満足できるのかな?」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
こんにちは、さわです。
私自身、かつて公務員として働いていました。
安定した生活は確かに魅力的でしたが、心のどこかで「もっと自由に、自分らしく働きたい」という思いがどんどん膨らんでいったんです。
そして、思い切って転職を決意しました。
この記事では、私が感じた理想と現実のギャップ、そして新しい一歩を踏み出すまでの過程をお話しします。
もし公務員からの転職を考えているなら、この記事が何かのヒントになるかもしれません。
転職の過程と転職ができた理由
1. 理想を胸に転職活動を始めるも現実に打ちのめされる
私は転職するとは考えていなかった頃、興味を持っていたWebデザインのスクールに通っていました。
25歳で転職を考えたとき、それを思い出して、「Webデザイナーになろう」って考えたんです。
でも、現実は厳しかった…。
ポートフォリオらしいものはほとんどなく、実績もゼロ。
今思えば、「本当にやりたいこと」というより、「なんとなく興味があるから」って理由だけで応募してたんだと思います。
それに、公務員として働いてきた自分をどこか過大評価して、謙虚さが足りてなかったのかもしれません。
Webデザイン専門の会社を数社受けましたが、当然ながら、採用してくれる会社はありませんでした。
2. 等身大の自分を受け入れる
転職活動が思うように進まず、途方に暮れて、ようやく自分の状況と向き合うことを学びました。
「今の自分にできることは何だろう?」
「背伸びせず、まずは等身大の自分を受け入れよう」
こうして、私は応募先を見直して、「やる気」を買ってくれる教育関連の小さな会社に採用されました。
この会社では、肩書きや経験よりも「これからどれだけ努力できるか」を重視してもらえたんです。
3. 採用の裏にあった想い
振り返ると、私がその会社に採用された背景には、自分でも気づいていなかった「想い」があったんじゃないかなと感じています。
私は美術の道を選ばなかった後悔を抱えていて、心のどこかで「他の人にはこんな後悔をしてほしくない」と思っていたんです。その無意識の思いが、応募時の私の言動や態度に表れていたのかもしれません。
きっと、社長はそこに何かを感じ取ってくれたんだと思います。この経験を通じて、「自分が抱える後悔も、次のステップの力になる」と気づけました。
4. ギャップを乗り越えるためにしたこと
この新しい環境で、私はとにかく「何でもやってみよう」と決めました。
事務作業から企画、取材、イベントスタッフまで幅広く、日々新しいことに挑戦しました。
初めての業界で覚えることばかりでしたが、「とりあえずやってみる」という姿勢を持つことで、少しずつ会社で働くということを覚えました。
でも、働く時間が朝から深夜に及ぶことが多く、過酷な環境に心が疲弊していきました。「何でもやる」精神で頑張っていたものの、体力的にも精神的にも限界を迎えて、数か月で退職することにしました。
まとめ
理想と現実のギャップに直面するのは、誰にでも起こりうることです。
私も、転職活動を通じて自分の理想が甘かったことを痛感して、現実を受け入れる過程で「等身大の自分」を見つめ直すことを学びました。
また、自分の後悔や思いが次のステップを導く力になり得るということにも気づけました。
この気づきがあったからこそ、その後のキャリアの選択に少しずつ自信を持てるようになったんです。
もしあなたが公務員からの転職を考えているなら、まずは自分の気持ちとスキルを正直に見つめ直して、小さな一歩から始めてみてください。
後悔もきっと、あなたを前へ進める力になります。
このブログでは、公務員から転職を決意した私の経験を通じて、理想と現実のギャップに悩む人へのヒントをお届けしています。
同じ道を歩もうとしているあなたが、新しい未来を切り開くきっかけになれば嬉しいです。
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